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学科概要

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学科概要

 

東アジア学科紹介

  国立台湾師範大学東アジア学科は国際・社会科学学院に所属し、学科オフィスは当校の本部キャンパスの誠ビル九階にあります。20118月に、「東アア文化発展学科」と「国際漢学研究科」が合併し、「東アジア学科」が成立しました。本学科は「漢学.文化コース」と「政治.経済コース」の2つコースで構成されており、大学部と大学院修士課程を開設しております。20158月に政治学研究科が本学科の大学修士課程に統合され、また20178月には、博士課程を開設いたしました。それによって、東アジア学科は学士、 修士および博士課程を備える東アジア研究専門の学科となりました。

20188月より、学際的な視野と能力を具備し、特に東北アジア、中国、東南アジアおよびその周辺地域に関連する研究に携わるエキスパートを育成するために、コース別学生募集を廃し、より多様な分野の研究の融合を図り、文化応用、および政経済地域発展のテーマに研究の主眼を置ようになりました。学士課程は、人文社会科学分野で活躍できるオールラウンドな人材の育成に重点を置き、「文学」学士の学位(Bachelor of Arts, B.A.)を授与します。修士課程は、独立して研究できる実践力を兼ね備えた専門的人材を育成し、「社会科学」修士の学位(Master of Social Science , M.S.S.)を授与します。博士課程は主に人文社会研究分野における高度な専門知識を身につけた人材の育成を目指し、「社会科学」博士の学位(Ph.D.)を授与します。

現在(20188月)、本学科の専任教員数は、教授:9名、副教授:9名、助理教授;1名、合計19名です。教員の専門分野は、東アジア漢学、東アジアの歴史文化研究国際関係政治学、台・中関係研究、金融・経済学など幅広く多分野にわたっており、学生によって異なる知的関心、学習ニーズ及び将来の進路に応じることが可能となっております。


学科の特長
東アジア学科は、東アジア研究分野において学部、大学院修士課程および博士課程を同時に備えた国内で唯一の学科であり、学際的で専門的な教育研究能力を有する専門教員と研究者が活躍している学科でもあります。東アジアにおける地域研究に興味を持っている学生が当該分野の優れた研究能力を身につけることができるシステマテックなカリキュラムと指導を提供しております。将来、海外の大学へ進学したい場合、欧米、日本、韓国、東南アジアなどのエリート大学に開設されている「東アジア研究」関連の学科課程に留学することが可能です。


充実した学術研究

本学科の教員は、優れた学歴と研究歴を有し、専門分野において優れた業績をあげ、学術界でも高く評価されております。その研究分野は、東アジア地域における文化・思想、文化資産、および政治経済地域発展など多岐にわたっており、教員の多くは、台湾科技部(文部科学省に相当)のプロジェクトや産官学連携プロジェクトに携わっており、毎年、レベルの高い豊富な研究成果を出しております。

学科の国際化

本学科の教員の多くは、海外留学の経験を有しており、また日本及び韓国国籍の外国人教師も勤務しているため、学生に対して行き届いたカリキュラムと研究指導を提供することが可能となっております。また、学生の国際的な視野を広げるために、海外交換留学および研修を積極的に支援しています。本学科は、外国人学生の比率が高く、外国人学生との交流を通して、異文化多元的文化への理解を深めることが可能となっております。




二、カリキュラムの特色

本学科の教育目標は、学際的な視野から地域研究ができ、またそれを現実社会に応用していくことができる能力を備えた人材を育成することです。本学科のカリキュラムは、「文化応用」と「政治経済地域発展」という二つの領域から組み立てられており、本学科の学部、大学院におけるカリキュラム編成と特徴は以下の通りです。

学士課程

学士課程では、人文社会科学分野で活躍できるオールラウンドな人材の育成を図るべく、多地域にわたる幅広い知識の習得および学際的な教育を目標として、そのカリキュラム編成は「文化
応用」と「政治経済地域発展」という二つの領域を兼ね備えており、日本語と韓国語の語学科目も開設しております。さらに、台湾師範大学の全学共通教育科目に設けられているタイ語、ベトナム語などの東南アジア語学科目を履修することで、東アジア地域における異文化への理解、基礎的な知識と視野をよりいっそう広げることができるようになっています。学士課程のカリキュラムでは、東アジア文化概論」、東アジア文化遺産」、東アジア漢学概論」、東アジア地域研究の理論と実践」、東アジア諸国におけるの文化政策」、東アジア政治経済」などの科目が開講されています。

修士課程

修士課程は、自立的思考能力を備え、独立して研究できる人材の育成を図っております。修士課程では、多元的な研究分野と多士済々の教員陣により、「文化応用」と「政治経済地域発展」という二つの領域で編成されております。地域研究のテーマや課題が多元化していき、学際的な研究能力を有する人材が求められるようになっている近年の状況に応じて、本学科の修士課程のカリキュラムは、東アジアの文化思想、文化資産とその活用、東アジアの政治経済、台湾・中国の関係研究、グローバル・ガバナンス(global governance)など多様な専門分野にわたる広がりと深みのある授業を提供することが可能となっております。

博士課程

博士課程では、高度な研究能力を備えた人材の育成を目標としております。コア分野のカリキュラムに沿って、学際的な研究能力を強化し、また地域研究に関する学術能力を鍛えます。「文化応用」と「政治経済地域発展」という二つの領域から、特色のある東アジア研究を展開しております。そのカリキュラム編成は、東アジアという視座、地域での実践、学際的統合、批判的思考という四つの目標に重点を置き、理論と実践を兼ね備え、グローカル化(glocalization)した現代にふさわしい高度な研究能力を身に付けた人材の育成を目指します。


進学と就職 

1. 東アジアの文化・思想、文化資産とその活用、政治経済、地域発展などに関する研究機関組織における学術研究員。

2. 外交、文化、政治経済、華僑関連事務、国家発展などに関する公共の行政機関部門における行政担当者あるいは公務員。

3. 専門的知識を身につけた記者、編集スタッフ、旅行業スタッフ、マーケッティング企画関連職、あるいは企業マネジメントなどの人材。

4. 翻訳または通訳関連の職業。日本語、韓国語、英語、あるいはヨーロッパ語方面の翻訳または外交関係の仕事。

5. 文化産業方面のイノベーション事業、サビース業のエキスパート。


 

学科概要

2006年、本校は国立華僑子弟教育学院と統合し、林口キャンパスに国際学部を設立、「全世界を見据えて、台湾の独自性を打ち出す」という教育部の方針に呼応する形で「東アジア文化発展学科」、「国際漢学研究科」等の学科・研究科を開設いたしました。

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学科概要

  2006年、本校は国立華僑子弟教育学院と統合し、林口キャンパスに国際学部を設立、「全世界を見据えて、台湾の独自性を打ち出す」という教育部の方針に呼応する形で「東ア...

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